肝臓に効くツボはどこ?

東洋医学では全身に何百ものツボがあるとされ、健康に関係しているといいます。気になる部位に関連するツボを刺激すると、機能を高めることができるというのは期待大ですね。肝臓の機能に関係するツボも、6種類以上もあります。

 

  1. 肝兪(かんゆ)
  2. 老宮(ろうきゅう)
  3. 陽池(ようち)
  4. 太衝(たいしょう)
  5. 曲泉(きょくせん)
  6. 蠡溝(れいこう)

 

が代表的な6種類です。

 

肝兪(かんゆ)

 

肝兪は、名称からもわかるように、肝臓に深く関係することから名付けられたツボです。背中の中心にあり、背骨から3〜4cmほどの左右を探してみてください。押してみると、血行が良くなって肝疾患を治すともいわれてきました。

 

老宮(ろうきゅう)

 

老宮は手のひらの中心にありますから、自分でもわかりやすく、押しやすいツボです。精神を安定させてくれる作用のあるツボで、ストレスを溜め込みやすかったり、疲れやすい方は押してみましょう。

 

陽池(ようち)

 

陽池は手首の外側にあり、中指と薬指の下に伸びる骨の先に見つかります。見つかりにくい場合は、ツボがイラストなどで紹介されている案内を見たり、プロに場所を教えてもらうとよいでしょう。ホルモンバランスを整えてくれるツボですから、ストレスを緩和して肝機能が衰えるのを防いでくれます。

 

太衝(たいしょう)

 

太衝はお酒を飲む人にオススメのツボで、足の甲の親指と中指の間にあります。アルコールが分解されるときに発するアセトアルデヒドの分解を促進してくれ、肝機能を助けるといいます。

 

曲泉(きょくせん)

 

曲泉は膝の裏側にあるツボで、押して痛みを感じると肝機能が低下している証拠などといわれます。

 

蠡溝(れいこう)

 

蠡溝は、内くるぶしから指5本分くらい上にあるツボで、肝機能を高めるのにオススメです。ツボ押ししたときにハッキリと痛みを感じる場合は、肝機能が低下している可能性があります。

 

肝臓のツボの効果的な押し方

 

肝機能を高めるツボは、より効果的に押すコツがあります。それは、いくつかのツボを組み合わせて押すことです。手なら陽池や老宮が、足なら太衝や曲泉があります。

 

近い部分のツボ押しを1つの流れで行うと、効果が高まるといわれています。なぜなら、ツボは身体の経路に位置し、肝臓にもつながっていると考えられているからです。

 

ツボ押しをするときには、指の腹などで力を入れ過ぎずに押すことが大切です。気持ちいいと思えたら止めてよいくらいで、3秒押したら3秒休むという感覚でもよいでしょう。

 

また、ツボ押しをするときには、リラックスしていることも大切です。自宅でやるなら、入浴後などを選んでみてはいかがでしょうか。

 

ツボ押しの注意点

 

ツボ押しはリラックスしているときに行うと効果的だといいますが、いくらリラックスしているといってもお酒を飲んでいるときなどに行うのは止めておきましょう。

 

また、食後、体調不良のときなども、避けておくようにしてください。体調が悪いと、即効で対処できることはないかと思い、ツボ押しを選んでしまうこともあります。即効性がある部位の関するツボもありますが、肝臓に関連するツボの場合は調子のよいときに行うのがベストです。

 

痛みを感じる場合は肝臓に疲れがある証拠

 

東南アジアに旅行して、ツボを刺激してもらうマッサージなどを受けると、やたらと痛みを感じることがあります。痛いのはツボが関係する部位が悪い証拠などといいますが、当たらずとも遠からず程度に考えておくとよいでしょう。

 

曲泉などは、肝臓の健康度を知るバロメーターなどといい、ツボ押しをして痛みを感じると肝機能が低下しているともいいます。

 

これはあくまでも目安として、肝機能を検査するためのキッカケにしてみてはいかがでしょうか。肝臓は沈黙の臓器と呼ばれるように、病気になっても自覚症状に乏しい部位です。

 

ツボ押しで不調がわかれば便利なのですが、ツボの押し方や場所が間違っている可能性もあります。疑わしいと思ったら、しっかり病院で検査を受けるようにしましょう。