肝硬変とは

よく耳にすることも多い、肝硬変という病気。肝硬変で亡くなったという人の話も聞いた事あるのではないでしょうか。しかし、肝臓の病気なんだろうなという事は分かっても、実際にどのような病気なのか知らないという方も多いことでしょう。

 

しかし肝硬変というのは決して他人事の病気ではなく、誰がなってもおかしくない病気です。肝炎などによって肝臓が炎症することで、肝細胞が破壊され、壊死、脱落します。しかし肝臓というのは再生能力が高く、こうして脱落してしまった部分に新しい肝細胞が作られていきます。

 

ですが炎症が慢性化してしますとこうした細胞の再生が行われなくなってしまい、硬い再生結節と線維組織によって炎症により脱落してしまった部分を補うようになります。そうなるとみずみずしい肝細胞ではなく、硬い肝細胞となり、これが肝臓全体に広がってしまうと肝硬変となります。

 

肝硬変になると、肝臓が小さく固くなってしまい、正常に機能することのできる肝細胞の数も激減してしまっている状態ですので、肝臓は正常に機能しなくなります。そして肝臓ガンを発症しやすい状態になってしまいますので非常に危険です。

 

これも他の肝臓病と同様で、初期のうちにはほとんど自覚症状が現れません。病院での検診などで肝機能の働きを表す数値などに気をつけ、症状が現れているのであればすぐに病院を受診しましょう。肝硬変が進行すると、尿の色が濃くなったり、むくみ、腹水などの症状が出てきます。