慢性疲労は肝機能の低下が原因?疲労と肝臓の関係

6ヶ月以上、疲れが続く場合は慢性疲労と呼ばれます。健康的な人の場合、仕事で体が疲れたとしても、しっかり睡眠をとれば翌朝には疲れが解消しています。

 

慢性疲労の人の場合、寝ても疲れが解消することはなく、毎日疲労をさらに重ねてしまいます。現代人は、慢性疲労に悩まされいる人が実に多いようです。

 

原因はさまざまですが、肝臓の機能低下を疑ってみるのも重要です。肝機能が低下すると、体の疲労がいっこうに解消されないのです。肝機能が低下する原因はいくつかありますが、お酒を飲まれる方は注意しましょう。

 

アルコールを分解する働きをする臓器は肝臓です。過剰なアルコール摂取は、肝臓に強い負担をかけてしまいます。食べ過ぎの場合も同じく負担をかけます。胃で吸収した栄養素から、体に害になる毒素を無毒化したりするの肝臓の働きです。食べ過ぎは、大きく負担をかけ過ぎてしまうので、適量の食事を心がけましょう。

 

肝臓のおさらい。肝臓とはどんな働きをするの?

 

肝臓は1200グラム程度の重さがあり、さまざまな働きをします。代表的な肝臓の働きとしては、3つあります。代謝・解毒・胆汁をつくることです。

 

代謝とは、胃で消化され吸収された栄養素を、体が必要とする栄養素に形を変化させたりします。血液中の糖分を一定に保つことも代謝の1つです。

 

解毒は、体に害になるものを無毒化して体外に排出させることです。毎日食べる食品には、食品添加物や微量の農薬などが含まれています。病院で処方される薬ですら、体に毒となる成分が含まれているのです。肝臓は、これらの有害物質を無毒化するために、無言で働いてくれているのです。

 

胆汁をつくるのも肝臓の働きです。肝臓は1日に600ミリリットル程度の胆汁を生成します。胆汁とは簡単に説明すると消化液の1つで、脂肪の消化・吸収になくてはならないものです。

 

肝臓が疲れる原因は?

 

アルコールの過剰摂取が疲労させる原因だと言うことは、皆さんご存知の方も多いと思います。ストレスや運動不足もまた、疲労させる原因なんです。

 

ストレスは体が常に交感神経の状態です。交感神経が活発な時は筋肉が緊張していて、肝臓への血流が少なくなります。血流が少なくなると肝臓は弱ってしまうのです。

 

運動不足もまた、肝機能を弱めてしまいます。運動不足になると、栄養素が消費されずに体に溜まりすぎ、結果的に肝臓に負担をかけることになるのです。運動不足で肥満傾向のある人の場合、かなり弱っている場合が多いようです。

 

慢性疲労を解消する方法

 

慢性疲労を解消するには、睡眠・食事・運動することが大切です。睡眠中は、筋肉だけでなく内臓にも休憩時間を与えます。

 

肝臓がもっとも休憩できる時間帯は、午前3時〜5時頃だと言われていますので、規則正しい時間に就寝しましょう。

 

食事も腹八分目を心がけ、肥満にならないように運動することが、肝臓にとって優しく慢性疲労予防につながるのです。

 

まとめ

 

6ヶ月以上、疲労が解消されないようであれば、それは慢性疲労かもしれません。現代人は慢性疲労である人が多いようです。原因して、肝機能が弱っているケースが考えられます。

 

アルコールの過剰摂取やストレス、食べ過ぎは機能を弱らせてしまう原因です。改善策としては規則正しい時間に就寝し、適量の食事を心がけ、運動も日常生活に取り入れましょう。

 

趣味などを見つけ、リラックスする時間を多くつくることも必要です。リラックス中は副交感神経が働き、肝臓だけでなく全身にとって良い効果をもたらします。

 

たった1つしかない肝臓を、大きな病気にさせてしまったら、一生悔やむことになるかもしれません。いたわる気持ちを持って生きていれば、大きな病気にはならないかもしれませんね。