肝臓に疲労が溜まるとじんましんが出る?

 

突如として皮膚にかゆみが発生し、赤みが出たり熱を帯びたりするのがじんましんの特徴です。虫に刺されたのか、植物にかぶれたのか、何かのアレルギーかと思う人が多いでしょう。

 

じんましんの原因には発汗や薬剤によるものもありますから、早めに医師に診療してもらうことをおすすめします。ただ、じんましんの原因には、意外にも肝臓が関係している場合があることも忘れないでおきましょう。

 

特に原因が定かでないじんましんには、肝臓の疲労が疑われます。肝臓は数多くの働きを担っていますが、気にせず酷使していると肝機能が低下してきます。肝機能が低下してきたときに現れる症状の一つに、倦怠感や疲労感があります。

 

ただ、疲れたと感じるからといって、肝機能が低下していると意識する人は多くないでしょう。そんなとき、じんましんが出ることで自覚症状を得ると、肝機能の低下ではないかと意識が向きます。

 

実際には、じんましんが必ずしも肝臓の疲労から来ているとは限りません。ときには、ウイルス性肝炎の影響かもしれず、肝臓の単なる疲労よりも深刻です。

 

病院に行くのと同時に、脂質や糖質を控えめにして栄養バランスのとれた食事をするようにし、睡眠をしっかりとるようにしましょう。飲酒もお休みにすると、肝機能は徐々に回復してきます。

 

お酒の飲み過ぎはじんましんの原因になる?

 

 

アルコールの解毒に肝臓が関係していることから、過度な飲酒によってじんましんが出ることがあるかどうかもお話しましょう。アルコールによって発症するじんましんには、いくつかの原因があります。その1つが、肝機能の低下によるじんましんです。

 

お酒を飲むと、アルコール成分を肝臓が解毒してくれますが、肝機能が低下しているとアルコールが解毒されずに血中を流れてしまうことになります。そのため、じんましんが起こることがあるのです。

 

生活習慣などによって肝機能が低下している以外に、肝炎ウイルスに感染したことが原因でじんましんが発症する場合もあります。いずれにしても肝臓に何らかの障害が出ている可能性が高いため、じんましんの原因を医療機関で検査することをおすすめします。

 

じんましんが出た時の対処法は?

 

そもそも、じんましんは、植物のイラクサ(蕁麻)に触れたときに起こる症状によく似ていることから付けられた名前です。強烈なかゆみに悩まされますが、数分から数時間で消えることも多いもの。

 

しかし、ときには、長期間にわたってかゆみが残ることもあります。じんましんの症状が出てしまったら、患部を無理に引っかいて刺激を与えることは避けましょう。患部を冷たく冷やしたりすると、かゆみが一時的にでも弱くなります。血行が良くなるとかゆみが出やすくなるため、冷やすのが効果的です。

 

じんましんの原因を取り除かなければ、再発する可能性があります。そのため、何が原因でじんましんが起きているのかを突き止め、改善することも大切です。肝機能の低下によってじんましんが出ているなら、飲酒をしばらく休んだり、肝臓が元気になるような栄養を摂ると効果的です。質の良い睡眠をとるようにしたり、ストレスを溜め込まないことも肝機能向上につながります。

 

1ヶ月以上じんましんが治らないときは病院の検査を受ける!

 

じんましんが出ても、すぐには何が原因か、思い当たらない場合が多いでしょう。また、最近は市販のかゆみ止め薬などが手に入りやすいことから、まずは、薬を塗って様子を見ようという人も多いのではないでしょうか。

 

しかし、じんましんの原因が取り除かれなければ、ときには1ヶ月以上も症状が続く場合もあります。原因は人それぞれですから、調べてみなければわかりません。

 

アレルギーの場合もあれば、植物や虫が原因となっているケース、日常的な飲酒によってじんましんが出やすくなっていることもあるでしょう。肝機能が低下している場合なども、本人にすら自覚しにくいことです。そのため、1ヶ月以上もじんましんの症状が治まらないときには、医療機関で検査を受けてみることをおすすめします。

 

もっと早くてもよいのですが、事情によってはすぐに病院に行けない方もいるでしょう。1ヶ月も経って症状が治まらないということは、問題が思ったより深刻な可能性があります。区切りの期間として、病院に行くのを1ヶ月以上は延ばさないと考えておくとよいのです。ただし、1ヶ月経つ前にさらに体調に異変が生じてしまう可能性もありますから、基本的にはすぐに病院で診てもらうのがおすすめです。