肝臓の数値を下げる方法

健康診断結果表

 

健康診断を受けた時に、肝臓の数値が高いという指摘をされたり、再検査または要注意と書かれていたという経験があるという人は多いと思います。

 

現段階では病気ではなく特に問題がなかったとしても、数値が高い状態が続くことで病気を発症することも考えられます。病気を予防するためにも、肝臓の数値を下げるように日頃から注意することが大切です。

 

肝臓の数値と種類は?

 

肝臓の数値といってもいくつか種類があります。その中でも、健康診断からなじみのある数値をわかりやすくまとめてみました。

 

γGTP

 

正常値は、

 

男性:50IU/L以下
女性:32IU/L以下

 

γGTPは、飲酒量を表す数値になります。検査前に飲酒をしていると数値が高くなる傾向にあります。ただし、近年は飲酒量と関係なく、肥満が原因によりγGTPが高くなると言われているため、「お酒飲まないから私は関係ない」ということはありません。

 

AST・ALT

 

正常値は、

 

AST:30IU/L以下
ALT:30IU/L以下

 

AST・ALTは、肝細胞の受けたダメージを表した数値であり、高い数値ほど肝臓の細胞が酷いダメージを受けていることになります。

 

参考:肝臓の検査の方法、費用は?数値の見方など解説

 

数値が高いのは肝機能が低下している証拠

 

肝臓の数値は肝臓への負担が大きく、肝臓の機能が低下しているため上昇します。つまり、肝臓への負担を減らすことが肝臓の数値を改善するためには必要なのです。

 

肝臓に負担のかかる原因は…?

 

肝臓に負担をかける大きな原因は食生活の乱れとお酒の飲み過ぎにあります。

 

特にアルコールは肝臓に大きな負担をかけることがわかっていますので、毎日お酒を飲む人、大量にお酒を飲む人は注意が必要です。そして、脂肪分の多い食事やたばこは肝臓が弱る原因にもなるので、控えたほうがいいでしょう。

 

肝臓の数値を下げる対策

 

γGTPやAST・ALTなどの肝臓の数値を下げるためには、食生活の見直しや適度な運動が必要と言われますが、少しの気遣いだけでも改善することは可能です。いきなりガラッと生活習慣を変えることは難しい方はまずは以下の2点を始めてみてはいかがでしょうか。

 

休肝日を作る

 

では、具体的にどのような生活を行えば肝臓の数値を下げることができるのでしょうか。毎日のようにお酒を飲んでいる人、大量にお酒を飲む人はまず『休肝日』を設けることをお勧めします。

 

2日に1回でもいいので、肝臓を休めてあげる日を作ることが肝臓の数値を下げるためには重要なことです。また、たばこを控えたり、脂っこい食事を控えるだけでも肝臓の数値を改善することができます。

 

肝臓に良い栄養を摂る

 

さらに、肝臓の働きを助けてくれる栄養素を摂取することも大切です。

 

肝臓の働きを助けてくれる栄養素として有名なのが、牡蠣に多いタウリンやしじみに多いオルニチンであり、最近だとブロッコリースプラウトに含まれるスルフォラファンが肝機能を高める成分として注目されています。あと、大豆に含まれるレシチンなんかも肝数値の改善に効果的といわれています。

 

参考:肝臓に良い食べ物

 

肝臓に良い栄養を毎日食事から摂るのが難しいと感じる方は、サプリメントの利用も検討しましょう。牡蠣やしじみの栄養が詰まった肝パワーEプラスレバリズム-Lなどがおすすめです。

 

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