お酒が弱くなった…原因は胃の衰えにある?

加齢をはじめ、お酒に弱くなってきたと感じるときがあります。その原因はどこにあるのか、考えてみたことがあるでしょうか?胃腸の働きが弱くなってきたのかな?と考える人もいるでしょう。確かに、胃腸のトラブルはお酒の酔い方にも関係してきます。

 

お酒を飲むと消化器官に刺激が伝わり、胃痛や下痢になることもありますし、胃腸トラブルがあるときにお酒を飲めば、さらにひどい症状が出ることもあります。しかし、お酒に弱くなる理由は、胃の衰えにばかりあるとは限りません。

 

胃だけじゃない!肝臓疲れがお酒の弱さに関係する?

 

お酒を飲むと、アルコールの分解のために肝臓が大きな役目を果たしてくれるのはご存じでしょうか?生まれついてのお酒の強さ・弱さは、肝臓内にあるアルコールの代謝に関わる物質量によっても決まってきます。

 

ただ、お酒が強い人でも、肝臓機能が低下していれば、アルコールの代謝率が鈍ってくるものです。気になるお酒の弱さは、肝臓が疲れていることが原因なのかもしれません。

 

肝臓の疲れは、お酒の飲み過ぎからくることもあれば、食べ過ぎやストレス・睡眠不足・過剰な運動や労働などによって起こることもあります。こうした肝臓の疲れから、お酒に弱くなっている可能性も考えられるのです。

 

肝臓は我慢強く、自分から疲れたというサインを出すときはかなりの限界が来たときです。そのため、肝臓疲労に気づかないままに、どんどん体に疲れをためてしまっている人もいます。お酒に弱くなったと感じるのは、肝臓が疲れていないかどうかを意識するきっかけにもなるでしょう。

 

お酒に強くなる!飲む前に肝臓に良い栄養を摂る

 

多少お酒に弱くなったと感じても、お酒好きな人は飲酒を楽しみにしていることでしょう。体に無理が出るほど飲むのはよくありませんが、適度には楽しみたいもの。お酒に弱くなったと感じることなく楽しく飲むためには、どんな対策があるでしょうか。1つの方法として、飲む前に肝臓のためになる栄養を摂るという策があります。

 

例えば、肝臓の主な構成物であるタンパク質を摂取するのは良いことです。肝機能を向上させるタウリンが含まれたタコやホタテ、イカなどにはタンパク質も多く含まれているため、一石二鳥です。同じく、ビタミンEを多く含むアーモンドやかぼちゃなども、肝機能を向上させてくれるといいます。肝機能が低下しているときにはビタミンを貯蓄しにくくなっているため、ビタミンを摂取しておくのも効果的です。

 

飲む前に消化に時間のかかる物を食べる

 

ただし、肝臓に良い食べ物を飲む前に食べたとしても、すぐに消化されてしまうとあまり意味がなくなります。そのため、消化に時間のかかる物を食べてから、お酒を飲むとよいでしょう。基本的にタンパク質は消化に時間がかかり、腹持ちも良いものが多いです。

 

とはいえ、脂肪分の多い肉類は、肝臓に負担をかけかねません。その点、枝豆や豆腐などの植物性タンパク質は、おすすめです。また、しじみやカキなどの肝臓に必要な栄養成分が多く含まれた食品もよいでしょう。

 

お酒と一緒に水を飲む

 

お酒に酔いやすくなってきたと感じたら、以前よりも悪酔いや二日酔い対策に力を入れたほうがよいでしょう。おつまみや飲む前の食事に気を遣うことも役立ちますが、お酒と一緒に水分をしっかり摂ることも効果的です。

 

基本的には、お酒と同量の水を飲むのが、悪酔いや二日酔いを防ぐのに役立つといわれます。ストレートでお酒を飲む人は、脇にお水も添えて交互に飲むようにしましょう。水割りやお湯割りでお酒を飲むのも、おすすめです。

 

お酒を飲んだ後に水を飲むことも大切ですが、飲み終わった後にはそれほど水分を飲めないこともあります。そのため、お酒の合間にしっかり水分を摂っておいたほうがよいのです。