アセトアルデヒドと二日酔い、悪酔いのメカニズム

お酒を飲みすぎた後に起こりやすい悪酔いと二日酔いの症状、違いを説明できますか?

 

悪酔いはお酒を飲んでから2〜3時間後、あるいは5〜6時間後に起こる症状、二日酔いは8時間から14時間後に現れる症状だといわれています。

 

でも、厳密に何時間たったから悪酔い、二日酔いと分けている人もあまりいないでしょうね。飲んだその日に起こるのが悪酔い、翌日起こるのが二日酔いと考えている人が多いのではないでしょうか。

 

そんな二日酔いと悪酔い、いずれにしてもアルコールの成分を分解しきれないのが原因で、体にとっては大きな負担となってしまいます。

 

悪酔いは何故起こる?

 

お酒を飲むと、肝臓内でアルコールの分解が始まり、最終的に水と二酸化炭素に分解されて排出されると、お酒が抜けた状態の体に戻ります。

 

肝臓には様々な役割が課されていて、ただでさえ食べたり飲んだりしたものを分解したりしなければならないのに、さらにアルコールの分解までしなければならなくなると負担が増えます。

 

アルコールの代謝によって生まれる物質に、アセトアルデヒドというものがあります。アセトアルデヒドには毒性があり、この物質が体内に残っているほど悪酔いの症状が出やすくなるのです。

 

二日酔いとの違い

 

実は、二日酔いの症状は、血中のアセトアルデヒドが低下した時点から始まるという特徴があります。つまり、二日酔いの直接的な原因は、アセトアルデヒドにあるわけではないというわけです。

 

ではなぜ二日酔いが起こるのかというと、血中にあるカテコールアミンという神経伝達物質の量が増えてしまうことが原因だと考えられるようになりました。

 

アルコールがドーパミンに影響を与えているため、二日酔いになるというのです。いずれにしても、アルコールの作用は人体には刺激的なものですから、ほどほどにしておきたいですね。