アセトアルデヒド脱水素酵素を活性化させる成分

お酒を飲んだときに欠かせない、肝臓内でのアルコール分解。この働きをスムーズにするために、アセトアルデヒド脱水素酵素の存在が必要です。

 

アセトアルデヒド脱水素酵素が活性化している人は、お酒に強いといえます。

 

逆に、お酒に弱い人は、アセトアルデヒド脱水素酵素が活性化していないと考えられているのです。お酒にすぐ酔ってしまうからといって、酒嫌いとは限りません。

 

また、つきあい酒が多くて、お酒に強くなりたいという人もいるでしょう。どうすれば、アセトアルデヒド脱水素酵素を活性化させることができるのでしょうか。

 

遺伝子で決まっているアミノ酸量

 

アセトアルデヒド脱水素酵素はALDHと略されており、たくさんのアミノ酸から構成されるたんぱく質だとわかっています。

 

体内のアミノ酸量は遺伝子によって決められており、個人差があります。アミノ酸の生成量が少ない人はアセトアルデヒド脱水素酵素の量も少なく、お酒に酔いやすいということになります。

 

欧米人の場合、アセトアルデヒド脱水素酵素を構成するアミノ酸がグルタミン酸であるという特徴があるのですが、日本人の場合はリジンというアミノ酸です。

 

こんなことが違うだけで、日本人は欧米人よりもアセトアルデヒド脱水素酵素が活性しにくく、アルコールに弱い体質となっているのです。

 

アミノ酸の摂取によって

 

体内のアミノ酸には20数種類があるとされていて、グルタミン酸やリジンもそのうちの一種です。ただ、体内でアミノ酸を十分に生成するためにバランスのとれた栄養摂取が必要であり、体内で生成されない必須アミノ酸についても体外から意識して摂取しなければなりません。

 

アミノ酸はそれぞれ相乗作用をしながら存在しているため、一種類のアミノ酸をとるよりも複数のアミノ酸を組み合わせてとるほうが効果的です。

 

つまり、バランスよくアミノ酸をとることで、アセトアルデヒド脱水素酵素も活性化してくると考えられるのです。